気づけば2017年もあとわずか
時間をとることができたので
ある映画を見に行ってきました
その映画がこちら
「KUBO/クボ 2本の弦の秘密」
twitterを覗いていたら
#お願いだからクボを見て
といったハッシュタグや
つぶやきで
とにかく見てほしいというものを発見
わざわざイラストで
あらすじだったり
キャラだったり
ストーリーの魅力を説明してくれているものまである
そこまで人にさせる映画って見たことも聞いたこともありません
そこで不思議なことがポロポロと出てきました
【1】アメリカで公開されたのは2016年
2016年8月からアメリカで公開です
でも日本で聞くようになったのは2017年の10月くらいから
1年近くずれての日本上映
【2】ズートピアと並んでアカデミー賞ノミネート作品
ズートピアはたくさんの映画館で上映されて
DVDも早々にでました
しかし、同時期公開のこちらの映画はまったく宣伝も見ないし
DVDもいつでるのか見た記憶がない
実際にAmazonでは英語版しかなく
日本語字幕つきのDVDは売っていませんでした
(2017年12月現在)
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と思っていたら
2018年6月から日本でもDVDを売るみたいです
日本展開が始まるということですから
前より目にする機会が増えるかもしれません
(2018年2月現在)
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【3】上映映画館が少ない
話題の作品でtwitter上でも
その実力が口コミで広がるような作品です
実際、見に行ってきましたが
見終わったあとに「よかったわー」と口にしたくなる作品でした
それだけの作品であるのに
関東でも限られた映画館
しかも1日に2回くらしか上映がない
マイナー映画かな?と土日の開始数時間前にチケットを取りにいっても
埋まってますよ?
その次の上映は5時間後とかですよ?
ちなみにわたしは1回その感覚でいって
見事失敗しております
先に予約をいれて座席を押さえていけば安心
【5】映画館にポスターが見当たらない
映画館では上映中のポスターとか
「推し」で飾っておくはずなのですが
わたしのいった映画館は飾るのを辞めていました
これだと何がやっているのかわからない
目にとまる機会が減ってしまう
ポスターが映画館に貼ってあったらラッキーです
この段階ですでに気になったという方
すぐ映画館に行くことをオススメします
映画館で見られる期間は短そう
いつまでこの作品が
限られた映画館
限られたスケジュールの間に見られるのか
さっぱり目処がつきません
でっかいスクリーンで約2時間
KUBOの世界
どうせ味わうなら映画館でやってるうちが
チャンスです
映画の雰囲気
HPで見られますが
海外で生まれた日本テイストな作品
日本らしさで思い浮かべられるのは
・着物
・刀
・忍者
をいれとけばいいと思われてんじゃないか
という映画もありますが
KUBOを取り巻く細かな描写が
日本らしさ・情緒を捉えています
KUBOの奏でる楽器は
三味線
そしてKUBOの持つ不思議な力と三味線があわさることで動く
折り紙
宿敵の黒の姉妹や妖怪をモチーフにした怪物には
和製ホラーのような不気味さが漂います
コメディ・シリアス・ホラー・アクションが散りばめられ
それぞれの演出もばっちり
2時間があっという間に過ぎていきます
映画の見所は他にもある
映画、KUBOは
いまどき珍しいストップモーションで作られています
人形や景色を1枚とっては少しかえ、また1枚とっては少しかえ
気の遠くなるような作業で撮られているのです
でも手間をかけた効果があります
使っているのは人形ですから
CGとは違った、重量感・質感を目で見て感じられる
映画が終わったあとにちょこっとだけ
メイキング映像見られます
この作品を生み出すのにかかった労力
振り切った情熱
をそこからだけでも垣間見れる
しばらく映画館に足を運んでいませんでしたが
久々にいってとても楽しめた映画でした
まとめ
人が伝えたいと思うくらいによいもの
twitterを覗いていたら素敵な映画をみることができました
時間を使うならば
手元のスマートフォン
動画サイトにいけばいくらでも
コンテンツはあります
だから
映画館に行く機会はめっきり減っている
それでもおもしろいから見てといわれる作品
それがKUBOです