「誰もやらない」をやる洋服ブランド
女装するようになって
非常に助かるブランドさんを見つけました
メンズサイズのかわいい洋服をテーマに
ワンピース等を作っているブランド
■ブランドの取り組み 【1】男性用トルソーを元に 型紙から起こしている 【2】「錯視」を使って男性が着ても かわいい見た目を実現 【3】最終的な見た目に良い影響を与えるため 国産生地を使用
せっかくおしゃれをするならば
より自然できれいな見た目になる服が着たい
しかし、世にレディース服メーカーは数あれど
それをわざわざメンズが着れるように
設計してくれるブランドがない
どうにかレディース服の中から着られる服を見繕う
レディース用の服ではどうしてもカバーできない問題がありました
メンズがレディース服を着るときの悩み
男性が女装して着られる服は少ない
その理由をまとめると
■大き目のサイズからしか選べない
私の場合はまず身長が高い(約180㎝)
この時点で3Lくらいのを着ないと
【1】ワンピースの丈が足りなくて
超ミニスカートになったり
【2】袖の長さが六分丈くらいで
半端になったり
といった問題がでてきます
■そもそも肩骨、骨盤にひっかかって着られない
着られるならまだいいかなと思えちゃう
どんなに憧れていても
見た目がすっごくかわいくても
物理的に入らなかったら全て台無しです
試着するということもなかなかできませんから
通販でこういうことが起きると
精神的にダメージは大きいです
肩や骨盤をどうにか通したとしても
まだ安心はできません
ウエスト、肋骨が引っかかって、着られない
ここまで確認できるまで安心できない
男女で骨格の作りは違うので
全てを満たす服はなかなか見つからないわけです
サイズ表記が絶対値じゃない
レディース服の表示サイズ
メーカー毎に微妙に違っています
S・M・Lと書いてあっても同じサイズ感ではなく
メーカー基準で数値が微妙に異なっています
この数センチが悲劇を生む
数センチずれたことによって骨に当たってしまったら
もうその服着られなくなります。
服の生死がわかれる問題です
以前に買ってみてLLくらいならぎりぎり入った経験があった
別のメーカーで同じようにLLを買ってみたら
今度はまったく入らなかったということが起きます
ちなみに
そういうのを試していった結果、私の安全圏は3Lからというのが
わかりました
3Lでかわいい服って、ほんと少ない
ユニクロやGUが店頭に置いているのは
XLまでだから気軽に買いにいけるもんじゃないです
丸ごと解決してくれるブランド発見
レディースの既製服で発生してしまうこのような
骨格問題
サイズ問題。
そんなときに、twitterを覗いていたら
どちらの問題も解決してくれる
そんなブランドがちょうどできていました
ナイスタイミング
それが「ブローレンヂ」さん
サイトはこちら
■お洋服のこだわり
・男性でもかわいい見た目になるように
服のデザインに【錯視】を取り入れたり
・男性用トルソーと女性用トルソーを入手して
骨格の違いを把握した上で、試作をしたり
・男性用トルソーから起こした服を作ったことのある
工場がないから対応してくれる国産工場を探したり
・メディアに取り上げてもらえるように実績作って
マルイにアタックしたり
どれだけ情報収集しているのか
実現するためにテストをしているのか
詳しい経緯がサイトでも書いてあります
わたしが愛用しているのは
サイトで出会った一着のワンピース
です
レディース服に青色は少ない
レディース服の主流は
白、黒、ピンク、ベージュ
青はあまり見かけない色です
しかし製品化されるときは鮮やかなブルーで売り出されます
一方、メンズでの青は
見つかったとしても紺色かネイビー
なぜか鮮やかな色で作られていることはほとんどありません
そんな中での青いワンピースの取り扱いがある
超どストライクです
ワンピースに込められたこだわりたち
女装するようになって思います
今この瞬間が一番若く、
おしゃれを楽しめる瞬間であると
今という時間こそ
常に絶好のチャンス
だからワンピース買おうと思いました
HPに書いてあった説明も
購入の後押しとなりました
【1】生地は肌触り・上品な見た目とするため国産を選択
これだと決めた服を買うので
つきあっていくなら大事に長く着ていきたい
生地が丈夫であれば長持ちし
それが見た目にも反映するならば
良いもの1つもっておきたくなります
【2】オールシーズン着られるよう裏地あり
女装する頻度にもよりますが 週末とか休みのときがメインになる そうすると年中着れる それだけ着る機会も増やせる コストパフォーマンス、よくなります 毎週末だけ着るとして 月に少なくとも2~3回 1年で20~30回 お気に入りの1着がベースにあれば シーズン毎の装いも具体的に考えやすくなります
【3】くびれて見えるように、ウエスト部分に結び紐がある
女性の肋骨は内側に入り込む形 男性の肋骨は外側にハノ字に広がる形 ブローレンヂさんのワンピースは 男性体型のぴったりな位置にウエストがくるようになっています そして男性の肋骨の特徴がそのままでてしまうと 一見、寸胴に見えてしまうという問題もあります それを解消するために紐がある 紐を結ぶ、結び目がウエストにくることで ウエストのシルエットを引き締める と 肋骨のシルエット抑える 効果があります
【3】背中側のファスナーは長めにするために特注
レディースの寸法でファスナーをつけると
男性の体型には窮屈です
ファスナー、特注して使用されています
【4】服自体にゆったりとした余裕を持たせてある
骨格の違いは体格の違い 特に脇の下 アームホールが広めになっています 上半身を動かすのがこちらのワンピースだと とても楽
【5】全身のシルエットがかわいく見える
シルエットが三角形に見えると かわいく見えます スカートにいっぱいタックが入っているので 着るだけで三角形のシルエットが生まれます
服のあらゆるところに技あり
妥協せずに作られたことがよくわかる
渾身の一着なんです
勝負服にするならば、これがほしい
普段使いにも、特別なときにも
男性が着てもナチュラルでかわいらしさが出せる服なんて
このブランドでしか買えません
今では外出するときヘビーローテで着ております
男性の骨格から起こしてある服は
体を締め付けられることもなく
着ていてとても快適
どうせ着るなら自分にぴったりの服を着てみませんか?