誰でも好きな服を着るのが当たり前
そんな思いから生まれたブランド
チャンスに恵まれブランドオーナーの「ちーさん」がお茶会を
開くという情報を目にし、参加しました
ブローレンヂのお洋服は
男女の骨格の違いを考慮して
男性用トルソーから型紙を起こし
服に錯視効果が盛り込まれているので
男性が着ても、ナチュラル
生きてるうちにしたいことは片っ端から
やっておきたい
その思いに従い、気づいたらメイク習得
そしてやるからにはできるだけきれいに見せたい
着るならば似合う服を着たい
そんなニーズを満たしてくれたのが
ブローレンヂさんの服でした
着るなら自分に似合う服
そもそもわたしが着たいと思う服
メンズにはほとんどありませんでした
服の色を大事にしたい、着たい色は
ブルーベースのビビットカラー
別の機会でパーソナルカラー診断を受けたことがあり
そこで自分がウィンタータイプであることを知りました
そしてちょうどその時期、本屋で
「フランス人は10着しか服を持たない」
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フランス人は10着しか服を持たない パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣 [ ジェニファー・L.スコット ]
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という本を見つけました
■本の内容を要約すると
気に入った服が10着だけあればいい
選りすぐった服【だけ】を着る
本の通りに実践してみた
今まで
気に入った服を10着に絞る
ということは今までやってみたことがありませんでした
そこで今回は思い切って、家にある服、
すべてひっぱりだして
気に入ってないものをすべて弾いていきました
さて、何着の服が残ったでしょうか?
結果は
0
家にある服全てに思い入れがなかった
1着も家に残す条件を満たしていない
そんな服しか家になかったんです
これまでの服の選び方
【1】機能的か
【2】長持ちするか
【3】価格
服は消耗品の一部と考えており
ダメになったらまた同じようなものを買えばいい
そんなサイクルで買っていました
そこに自分の好みとかは全くなかったのです
服を全部ひっぱりだして
本当に好きかどうかで選んできたか
振り返ってみてやっと気づきました
そもそも服の選び方に好みを持つという
感覚自体がなかったのです
気に入った服が一着もないことがわかったので
すべての服にお別れをすることにしました
全ての服を処分してみた
着るものがありません
寝巻きと下着とズボンくらいは残していましたが
他にはなーんにもない
早く着られる服を探さねばなりません
寝巻きで外出を続けるのにも限度があります
しかし、わたしには服選びの指標がない
今までやってこなかったのに
突然今日から好きな服を着てもいいよと言われても
何が好きかすら考えてこなかったから
好みがわからない
そこでわたしが拠り所にしたのが
パーソナルカラーでした
ウィンタータイプは
青みがかったビビットな色が似合う
これを元にして服探しを始めました
ビビットカラーの服を求めて
ビビットカラーの青い服
探し始めて気づきました
服屋にビビットカラーな服がない
白、黒、紺、ベージュばっかり
鮮やかな色をした服が全く見つからない
服屋をさまよい、物色していった結果
やっと1着見つけることができました
それが中古の服屋で見つけた
ロイヤルブルーのセーター
日本で売られていなくても
海外製ならビビットカラーの服はあったのです
やっと出会えたセーターに袖を通してみた結果
その服を着て鏡を見ました
わたしの服選びが変わりました
服が自分を引き立ててくれているのが
わかったのです
世の中には服が溢れています
自分に似合わない色であっても服は変えます
それでも自分に似合う色の服を選ぶほどの価値はあるのか
半信半疑でもありました
だからこそ、実際に探し歩いて
やっと見つけた似合う服がよく似合う
という体験をしたことに衝撃を受けました
服は常に身に着けるもの
自分を引き立て、映える服を選ぶ
自分に似合う服は
着るだけで自分を引き立ててくれます
それくらい顔立ちや見栄えに
効果絶大
色にはそれだけの力があります
だから今では
メイクも服もブルーベース
ただどんなに色があっていても
女装をするときは
女性と男性の骨格は違うので
その差を埋める方法がわからず
どうしても違和感が残ってしまうな
と感じていました
そして
これを解決できる服があればいいのにと
考えるようになっていました
探していたら見つかった
そんなときにtwitterを眺めていたら
「骨格を考慮して、型紙から見直した服、作りました」
これがほしいと思っていたもの
ピンポイントで作ってくれるブランド
「ブローレンヂ」さんの存在を知ったのです
しかもブランドはちょうど生まれたばかり
着るなら1日でも早く着たい
ワンピース、すぐに購入しました
更に月日は流れ
今度はオーナーさんがお茶会を開くことがわかった
そちらにも参加をしました
■お茶会の主な内容
【女装や異性装をする人は何を求めているのか】
わたしはこのお茶会で
「求めていたものを作ってくれてありがとうございます」
を伝えたかった
そこでお茶会には
ブローレンヂさんの
青ワンピ着ていきました
実際に着てる姿を見てもらって
この服があるおかげでとても助かっていること
服を気に入ってること
が少しでも伝われば嬉しいなと思ったからです
未来の産業構造について考えてみた
今後、日本の人口は減少予測
若い人が減っているのですからそうなっていくのは必然です
そうなると今後は確実に顧客が減っていく
資本主義に則って販売される商品は拡大路線が前提ですが
その構造が破綻します
服もその1つです
このまま男女の垣根を残したまま
勝負を続けていけば
市場規模が減ることは明らかですから
確実に儲けが減ります
■解決策、間口を広げる
ジェンダーフリーな装いが当たり前
のデザイン・社会を作れば
男女ではなく、全ての人が顧客です
これなら男性客、女性客が1/2になったとしても
足したら1なので市場規模は変わりません
■ジェンダーフリーな世界作り
実現するためには
価値観が根底から変わっていないと成り立ちません
今の価値観ごと塗り替える必要があります
それは今とは違う全く別の世界が生まれていることになります
そんな革命が起きたらとてもおもしろい
「ブローレンヂ」さんの取り組みはその一歩になる
自分にできることを考えてみた
■お茶会で刺激を受ける
他の参加した方々はオーナーである「ちーさん」を
「何かできることがあれば協力するので言ってください」
と積極的に応援する意志を示していました
そこでわたしなりに考えてみた
わたしには何ができるかな?と
このようなブランド
増えてほしい
根付いてほしい
広まってほしい
同じ理念のブランドがありません
ブローレンヂさんオンリーワン
だからできた服を
実際に手にとって見る機会や
着心地がわかる情報源が少ない
じゃあ実際に服を着ている人がレビューを書いたら
着てみたいと思う人を後押しできるかもしれない
■レビューを書こう
「そうだ、青ワンピの感想を送ろう」と思い立ちました
【服の魅力を伝えたい】
こちらで買える服は
既成のレディース服と差別化を計っているポイントがあります
服を着たときの見栄えを比べてみれば、よくわかる
■思い立ったら即行動
お茶会もお開きとなり、帰り際
ちーさんに「ワンピの感想、送ります」
と意思表示しました
これで送らないでほっとくことができない状態になりました
わたしは実現できるように動くしかありません
逃げ道を自分で塞いだので、あとは前に進むだけ
■次に必要なのは写真
ここで問題発生
普段、自撮してないから
いい感じにとれる角度、明かりがどこにあるのかわからない
散々、自撮りを試して行き着いた先は
洗面所
理由は 【1】鏡があるから全身を確かめながら撮れる 【2】照明が頭の近くにあるので、撮ったときにきれいにうつる
バックショットも撮りたかったので
鏡がどうしても必要でした
■撮影場所は確定したから
次は撮るときのポーズを悩まねばならない
いい感じのポーズを決めるって
むずかしい・・・
何枚かとってポーズと角度を修正
見栄えをチェックして、いい感じになるように微調整
15分くらいで終わるかと思ってましたが
気がつくとメイク含めて数時間かかっておりまし
無事に比較写真が撮れた
【1】市販の大きめ白ワンピを着た渾身のバックショット
何が渾身かって思いっきり上半身を捻ってとったので
わき腹がつりました
もう同じポーズで取れないと思ったそんな1枚
【2】ブローレンヂさんの青ワンピでとった正面
目が閉じ気味になったことで
清楚感がだせる1枚がとれたかな?
といういい感じな1枚です
写真がとれたらレビューを書く
当時は新作カーディガンのクラウドファンディング中
写真とレビュー
をそのページに載せていただけました
(写真は前面にスタンプして全く見えなくしてもらった状態)
「わ~、自分だとわかっているけど。自分がページに載ってる」
とページを確認して
不思議な気持ちになりました
今確認したらクラウドファンディングが終わったので
ページ掲載なくなっていました
スクショしておけばよかったなー
(2018.2月現在)
まとめ
女装で抱える
骨格、見た目、シルエットの違い
といった問題を解決してくれる
そんな服はないと思っていました
そんなときに
服の作り自体を見直して
実際に服を作って販売したブランド
もしあなたが同じようにお困りであったならば
解決してくれるブランドはもうあります
試してみてください