分野は違えど目的は同じ
メイク「ファンデーション」
建築「壁を漆喰で塗る」
目的は同じです
【きれいに均一に塗りたい】
ほんとにそうなの?とあなたは感じるかもしれません
建築技法はメイクに応用できることをまとめてみました
塗り壁の手順はどうなっているのか?
■塗る面の特徴を理解する
石なのか?砂利なのか?土なのか?砂なのか?
↓
■表面をきれいにする
掃除をして拭いておく
↓
■塗るときは道具(コテ)を使う
↓
■下地を塗って、表面を平らに整えておく
↓
■下塗り・仕上げ塗りで完成
ではこれらをメイクに置き換えて見ていきましょう!
塗る面の特性を知る
メイクであれば【肌】
肌の特性を知っておくことで
やる必要のあること、改善方法がはっきりします
1番大事なところです
女性の肌
男性の肌
でまず違いがあります
それは肌理(キメ)
■女性の肌の特徴
肌理(キメ)が細かい
砂つぶのように小さい肌細胞で構成されている
■男性の肌
肌理(キメ)が大きい
砂利のように石が集まったような
大き目の肌細胞で構成されている
肌細胞大きいので肌同士にある溝も深めとなる
細胞自体が大きいと水分を保持しやすい=乾燥に強い
というメリットもある
それぞれイメージすると
女性の肌=粒子の細かい砂地
男性の肌=お城の石垣
と捉えておくとわかりやすいです
女装する場合
肌の違いがあるので
準備なしでいきなりファンデーションを塗っても
うまく仕上がりません
理由は
元から凸凹が大きいから均一に塗りづらい
細胞の溝にファンデーションが溜まってダマになりやすい
から
肌の特徴を知った上で、メイクするとよりきれいな仕上がりにできます
対策も立てやすいので、メイクの上達も早くなります
女性の肌は元から肌理(キメ)が細かいので
メイク自体は載せやすいです
乾燥肌などの肌トラブルを解消しておきましょう
表面をきれいにする
顔についている余分な皮脂が残ったまま
メイクするということ
■これが塗り壁であれば
塗る前の壁に
色んなものが付着したまま作業している状態です
平らに塗るのは難しくなりますよね?
だから、表面についているものは掃除して取り除きます
■壁が乾燥してささくれているなという状態
塗り壁には適していません
そんなときは水分を追加する
肌であれば乾燥した状態にあたります
乾燥肌だなと思ったらここで化粧水を馴染ませ
肌に潤いを追加しましょう
塗るときは道具を使う
きれいな仕上がりを
いつでも効率的に実現するなら
道具があると便利です
オススメは【ファンデーションブラシ】です
BE MINE ファンデーションブラシ 化粧ブラシ 歯ブラシ型メイクブラシ 1本(ブラック)
■ファンデーションブラシ
先端ふわふわです
肌はコテのように固いものを使うわけにいかないですし
壁のように硬さもないので
塗り壁では道具(コテ)を使っています

■手でファンデーションを塗るのは難しい
塗り壁を手でやれと言われたら難しい
なぜなら人間の手は
・柔らかく
・凸凹もあり
・形が変わる
ので思っている以上にキレイに塗れません
手でファンデーションを均一に塗るには
職人さんのように相当の練習と慣れが必要です
そこまでは厳しいなと感じるならばファンデーションブラシ
を使うことをオススメします
■スポンジや筆ではダメなのか?
実際に両方使って見た感想は
【1】スポンジ
手よりも塗りやすくはあります
しかし塗り加減の調節(角度、接地面積、固さ)を
手でやっている
加減を覚えるまで、やはり練習が必要です
【2】筆
リキッドファンデーションで使うとだんだん筆が
成分で筆が半ナマ状態になってしまったので取りやめました
難易度まとめ 手 < スポンジ < 筆 < ファンデーションブラシ ←難 易→
下地を塗る
そこで下地を塗ることで
全体面を平らに整えておきます
メイク下地
今のオススメは
この2つ
■セザンヌと無印良品の下地です
UVベースコントロールカラー・ブルー(新) SPF50+・PA+++ 30mL
混ぜることで
・色味がきれいに出る
・長持ちして崩れにくい
・どちらもお値段手頃
という理由があるので愛用しています
参考記事:最強と話題♡無印×セザンヌの下地で崩れ知らず&透明肌になれる!
■油分の多いところ、皮膚が薄いところは避ける
・油分の多いところ:鼻の頭
ファンデーションの油分と合わさると
油が多くなりぎてメイクが崩れやすくなります
・皮膚の薄いところ:目の周り(特に上まぶた)
皮膚が薄いところに下地やファンデーションは負担が大きいです
上まぶたに載せてみるとわかりますが
重みで目が疲れて、目が乾燥してきます
■塗る時のコツ
薄め、最低限の分量を意識しましょう
厚め・多めに塗ってしまうと
余ったファンデーションが行き場を失い
ムラやダマになります
わたしがメイクを始めるようなった時
これを知らず、たくさん塗っておけば安心と
厚め・多めで塗って失敗を続けていました
その結果、なんでファンデーションきれいに塗れないんだろう?
とメイクする度に思っていました
メイクの課題として、解決に一番時間がかかりました
下塗り&仕上げ塗りをする
いよいよ最終工程
メイクであれば
【1】パウダーファンデーションで仕上げ
【2】クリームorリキッドファンデーションを塗り
パウダーファンデーションor粉で仕上げ
わたしは【2】で仕上げています
理由は
・リキッドファンデーションは伸びがいいので塗りやすい
・ファンデーションを塗り終わった後、パウダーファンデーションで補強している
・白くなりすぎないように色の調整をパウダーファンデーションでしている
からです
仕上げのパウダーファンデーションは
粒子が細かいものを選んで使っています
ドクターベルツ シャルコム パウダーファンデーション (レフィル) 11g ☆{ Dr BAELTZ サロン専売品 メイクアップ ☆☆
粒子が細かいと
ムラになりにくい
少ない分量で均一にしやすい
からです
そして仕上がりもきめ細やかになります
ベース作りはとても重要
肌のきれいな人はそれだけで魅力的
メイクで作るベースにも同じ効果があります
だからきれいで均一にしたい
ベースが決まっていれば、見た目もグッと良くなります
逆にベースが残念だと、他のメイクで頑張っていても
雰囲気が残念になります
まとめ
メイクも建築も目的は一緒
きれいに均一に塗りたい
目的が一緒ならば、方法を取り入れることもできる
そして大事なことも一緒です
・建築であれば基礎工事
・メイクであればベース
土台がしっかりしているから
その後の仕上がりが安心できる
安定したベース作りに
肌
メイク道具
化粧品
で必要なものを揃えましょう